興味を持った熱処理が仕事に
早く先輩方に認められたい
大学時代の研究で、電気炉を使った金属の高温加熱について取り組んでいました。それがきっかけで熱処理に興味を持ちました。ネツレンは金属だけではなく、樹脂を使用する製品も手掛けるなど、幅広い手法からモノづくりを行っているということを知り、是非入社したいと思いました。材料技術課では、壊れてしまったり必要な硬さが出なかったりした不具合のある材料の調査を担当しています。今は先輩方に教わりながら業務に当たっていますが、早く独り立ちして、「どんな仕事を任せても大丈夫」と多くの方々に認めていただくことが目標です。


「なぜ?」を解明できた達成感
それこそが分析調査の醍醐味
「なぜ、この現象が起こったのか?」その理由を材料・熱処理条件・使用方法等の要因の中から様々な試験分析装置を用いて得られたデータを解析し、解明できた時の達成感が非常に大きいです。その試験分析項目の1つとして成分分析があり、現在、私も担当しています。熱処理は鋼材に入っている元素量により、焼入れ硬さや焼入れ深さなどの熱処理品質に大きく影響するため、成分分析は重要な調査項目の1つです。
しかし、まだ経験が少ないこともあり、うまく分析できないことがあります。その時、先輩に聞くと「なぜ」そのようになってしまったかまで丁寧に教えてもらうことができ、初めて知ることが数多くあります。今教えていただいているベテランの先輩は私の目標です。とても慎重に作業する方なので、そのプロとしての作業への「こだわり」に憧れています。
学生の皆様へのメッセージ
就職活動は、とにかく行動力が大事だと思います。自分が動かないことには何も始まりません。積極的に企業説明会に足を運び、興味を持った企業の採用試験を迷わずに受けましょう。私自身、就職活動の中で辛い時期がありましたが、足を止めなかったからこそ、志望していた企業から内定をいただけたと振り返っています。後悔しないよう、最後まで頑張ってください。

